IPv4・IPv6 プロキシの料金は提供元、地域、利用期間によって異なります。接続先が IPv6 に対応している場合は、データ収集やテストの用途に合わせて両方を比較してください。
1. IPv4 枯渇によるコストの増大
世界の IPv4 アドレスは約 43 億個に限られており、RIPE NCC は 2019 年に利用可能なアドレスプールの枯渇を発表しました。クラウド事業者は増大する費用を開発者に転嫁し始めています。AWS も 2024 年初めに、IPv4 アドレス 1 個につき毎時 $0.005 の追加料金を導入しました。
Web データ収集では、同じ地域・数量・利用期間で IPv4 と IPv6 の見積もりを比較してください。IPv6 を選ぶことで、接続先が対応していれば費用を抑えられる場合がありますできます。
2. IPv6 プロキシの技術的な利点
ほぼ無制限のアドレス空間(/64 サブネット)
標準的な IPv6 /64 サブネットには、18,446,744,073,709,551,616 個の独立した IP アドレスが含まれます。タスクごとに専用の固定 IP を割り当て、利用期間中は同じアドレスを維持できます。同一セッションのリクエストには同じ IP を使用します。
IP とサブネットの評判を確認
IPv6 アドレスでも評判上の問題がないとは限りません。割り当てられたアドレスとプレフィックスを確認し、規模を拡大する前に接続先へのアクセスをテストしてください。
3. 主要プラットフォームの IPv6 対応状況
IPv6 対応状況は、実際に利用するドメインと API エンドポイントごとに確認してください。
- 主要なソーシャルプラットフォーム:Web ドメインと API では対応状況が異なる場合があるため、個別に確認してください。
- 主要な検索エンジン:すべての検索サービスが対応しているとは限らないため、利用する検索先をテストしてください。
- 知識・コンテンツプラットフォーム:コンテンツのドメインごとに現在の AAAA レコードと実際の接続を確認してください。
- EC プラットフォーム:CDN が対応していても、店舗の全ページや決済先が IPv6 に対応しているとは限りません。
4. Python で IPv6 プロキシをテスト
管理画面で発行された接続情報を使用してください。クライアントは指定された接続先にアクセスします。リクエストが割り当て済みの IPv6 アドレスから送信されるか確認してくださいためです。
5. IPv6 導入時の注意点
IPv6 によるデータ収集を導入する際は、サブネット単位のアクセス判定に注意が必要です。同じ /64 サブネットから高頻度の異常なトラフィックが続くと、プラットフォームによっては /64 全体がブロックされます。そのため、複数のプレフィックスとサブネットに静的 IP を適切に配置し、タスクごとに同じ IP を使用しながら、対象サイトのリクエスト頻度の制限を守ることが大切です。
IP123 では個別の静的 IPv6 アドレスを販売しています。対応地域、数量、料金は購入画面で確認できます。IP の購入にサブネット全体の利用は含まれません。


